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出張というと、場合によっては海外に行く「海外出張」になることもあります。
当然のことながら、海外では使う通貨が違うので、その都度でレートも変わってきます。
では、どのように算出したら良いのでしょうか。
海外では現地通貨を使って支払いを済ませますが、日本に戻って精算をするという時になると、日本円になります。
問題は、どの為替レートを適用して精算するかというところです。
それぞれ確認してきましょう。

そもそも為替レートの種類には、何があるのでしょうか。
基本的なところから確認していきましょう。

まずはTTSについてです。
これはTelegraphic Transfer Selling rateを表しており、そのまま買値と呼ばれています。
銀行が顧客に外貨を売る、顧客が銀行から外貨を買う時に使われる為替レートです。
「円→外貨」ですね。
次にTTBについてです。
これはTelegraphic Transfer Buying rateの略で、逆に売値を表しています。
銀行が顧客から外貨を買い取る、顧客が銀行に外貨を売る時に使われるレートで「外貨→円」と表しています。

次にTTMがTelegraphic Transfer Middle rateの略となり、仲値を表しています。
法人税務上では、為替レートをTTMとするのが一般的です。
しかし実務としては、いちいちその日の為替レートで計算するのも手間になってしまいます。「外貨の現金に両替した時には、その両替をした時のレートを使用」「クレジットカードを利用した場合には、そのカードの利用明細に記載があるレートを使用」というように対応します。ですので、海外出張をした後には、「現地の領収書」「外貨両替の時にもらう明細書」「クレジットカードの利用明細書のコピー」などを添付すると良いでしょう。
これだけ書類がそろっていれば大きな問題になることもなく、経理上の処理もスムーズです。

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