Latest Post

行動力で描く、マンション経営の成功ストーリー! 成功への第一歩!駐車場経営の初期費用を知ろう

 照会書を裁判所に提出すると、自分の都合を伝え、打ち合わせた末に具体的な裁判期日が決まります。基本的には原告の希望が優先され、決定します。その後、被告に対して訴状が送られ、同時に「口頭弁論呼出および答弁書催告状」が発送されます。サラ金はそれを受け取り、答弁書を提出しなければなりません。答弁書は、簡単に言えば、被告の言い訳を書き連ねたものです。ですからサラ金としては、あらゆる言い訳を書いて提出することになります。場合によっては嘘も織り交ぜるでしょう。定型文としては、「『原告の請求を棄却する。訴訟費用は原告の負担とする』との判決を求めます」といったものが多く、これにより抗戦する図式が定まります。

 しかし疑問に思われる方もいるでしょう。負けることが分かっていながら、何故無駄な抵抗に及ぶのかと。もちろんサラ金も勝機があっての答弁だと考えていません。しかし裁判とはそういうものであり、被告としては、定型通りの答弁書を作成するのです。本気で対抗する場合は、具体的な反論を書き連ねますが、過払い金返還請求裁判においては、そのような答弁書が作成されることは稀です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。