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英会話学校が戦々恐々として眺めているのは、今後の日本における英語の位置付けでしょう。学校教育や大学入試は暗記型から転換し、小学生から英語を聴いたり話したりする訓練が始まることになりましたが、こうした改革にはAIの時代における国際競争が関係しています。今後は英語教育の需要がますます上昇し、後世の日本人の英語力も高まるであろうことは想像に難くありません。ところでAIの時代は逆に英語が必要なくなるのでは?と考える人もいるかと思います。確かにAIによる翻訳技術が進歩することで、外国語を学習する必要が無くなる未来が訪れるようにも思われます。これまでの機械翻訳は質が悪く、読んでも意味の分からない悪文しか弾き出されませんでしたが、昨今の進歩は目覚ましく、例えば最近のグーグル翻訳は馬鹿にできないレベルに達しています。語学を大変だと思う我々はこの技術進歩に期待するあまり、語学への熱意を失いつつあるとも言えます。

では将来、本当に翻訳機で事足りるのでしょうか。実はそのような考えは誤りなのです。翻訳機の性能向上には限界があります。自然言語はプログラミング言語とは異なり、文法の例外や曖昧な言い回しが多く、例外ルールが指数関数的に上昇してしまいます。そのため90年代以降、翻訳機の作成は統計的なアプローチに変わり、アルゴリズムによって適合確率の高いものを解とするようになりました。その結果綺麗な訳文となりましたが、この方式は換言すれば「勘」であり、論理の複雑な文章を100%正しく翻訳することは望めません。どちらのアプローチで翻訳機を作ろうとも、人間と同レベルの翻訳は不可能なのです。

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