自動運転が身体に障害をもつ人々の行動範囲を広げる可能性を秘めていることはご存じですか。たとえば、目の不自由な方が自動運転によってクルマの運転を可能にすることができるというのです。
クルマの運転には視覚は重要な役割を果たしますが、自動運転は、人の視覚を借りずにクルマ自体が自動的に目的地まで運んでくれるシステムでもありますから、目の不自由な方や、運転免許を返納したのちの高齢者ドライバーであっても自主性をもって行動範囲を広げることが出来るかもしれません。人がクルマを操作する時代には不可能であったことへの可能性に広がりに大きな期待が広がります。人々は自動運転という移動空間の中で思い々の行動をすることができます。
仕事、睡眠、食事、勉強など、クルマの中が特別なプライベート空間として様々な可能性をうみだしてくれそうです。より快適に、より安全な自動車走行を楽しむことができるようになることは、人々に豊かな時間をもたらしてくれるのではないでしょうか。
皆さんであれば、自動運転での移動中にどのような時間を楽しまれますか？先日こんな質問を合宿免許に参加中の息子に話してみたところ、自動運転中の自由な時間に自動車免許の学科試験の勉強をすると息子に言われてしまいました。なんとも複雑な気持ちになりましたが、自動運転中の移動時間の自由が人類の未来を明るく照らしてくれそうです。
