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雨の日の交通事故の割合は、晴れている日のおよそ4倍のいわれています。事故原因の多くは、「タイヤのスリップ」や「視界不良」です。

路面が濡れているというだけでタイヤのグリップ力が低下したり、水滴がついたりワイパーが動いていることで、フロントウインドウの視界が悪くなってしまうからです。

雨の日の運転では、車の性能や歩行者などさまざまな面で晴れの日とは違うということを心に留めておきたいものです。

◎ハイドロプレーニング現象

これは、路面に溜まった水の上にタイヤが浮いてしまい、一気に滑ってしまう現象のことです。

重要なのはタイヤの性能で、雨で路面が濡れていることと乾いた路面では大きく異なることです。また、タイヤの溝も大きく関わってきます。

タイヤのグリップ力とは、タイヤのゴムと路面との間に発生する摩擦力そのものです。路面が濡れるとタイヤの摩擦力は低下し、その低下率はおよそ20パーセントと考えられています。

タイヤの溝は、路面に溜まった水を排水する役割をもっているので、すり減ったタイヤでは、雨の日の高速走行は避けるべきです。

◎外気温とグリップ力

濡れた路面のほか、外気温でもタイヤのグリップ力は左右されます。通常、タイヤは摩擦力によって熱を発しますが、内部に熱が溜まりにくい性質をもっています。乾いた路面でも温度が5度以下になると、タイヤのグリップ力が低下します。

夜の雨では特に視界が悪かったり、水溜まりが発見できなかったりなど、多くの理由でハイドロプレーニング現象が起こります。また気温が下がる冬場の運転なども同様です。

自分だけが安全運転で安心するのではなく、周囲を走る車の状態を予想するなどして、十分な安全確保が必要です。