車で出かけた際に便利なのがコインパーキングです。コインパーキングには４つの種類があり、それぞれにメリットやデメリットがあります。本記事では、コインパーキングの種類や種類別のメリット・デメリットについて解説します。
コインパーキングで最も多い種類として挙げられるのが、ロック板方式のパーキングです。車がロック版の上を跨いで駐車された時に、自動的にロック板が上がり、料金が発生する仕組みです。精算されるまで、ロック板が下がることはありません。ロック板方式のメリットとしては、乗り逃げを防ぐことができる点です。精算後にロック板が下がるため、必然的に料金を払わなければ車を出すことができません。デメリットとしては、駐車が苦手な人にとっては、ロック板を乗り越えて駐車することが難しいという点です。
2つ目に、チケット発券式のパーキングがあります。百貨店や観光地など大きな駐車場で採用されている種類となり、駐車する前にチケットを発行しダッシュボードに置いておく仕組みです。定期的に管理人が巡回しているため、ダッシュボードにチケットを置いていない場合、不正駐車とみなされ最悪の場合は通報されるケースもあります。メリットとしては、ロック板式と比べて、初期費用が安価であるという点です。デメリットとしては、不正駐車が発生した場合に、ゲートを潜り抜けられてしまう可能性があるという点です。ゲートは阻止能力が低いため注意が必要です。
3つ目に、ゲート式があります。出入り口のゲートにて、精算機と発券を行う仕組みです。メリットとしては、駐車する車が多いほど、一台あたりのコストを抑えることができる点です。デメリットとしては、出入り口部分のゲートでトラブルが発生してしまうと、渋滞が起こりやすく利用者に迷惑がかかりやすい点が挙げられます。駐車スペースの広い場所では、ゲートを複数用意するなどの対策が必要です。
最後に、フラップレス方式があります。駐車スペースごとにカメラが設置されたパーキングです。メリットとしては、駐車がしやすい点があります。デメリットとしては、あらかじめセンサー備えてあるため、起きることは考えられませんが、カメラに異常が起きたさいには、不正駐車を招く恐れがある点です。定期的な点検でトラブルを防ぐ必要があります。
まとめ
コインパーキングの種類やそれぞれのメリット・デメリットについて解説してきました。経営目的や土地に即した、種類を選びましょう。
