タクシーのドライバーは、勤務形態がタクシー会社によって異なる場合があり、主に、昼日勤、夜日勤、隔日勤務に分かれています。ここでは、タクシー運転手の労働時間や、それぞれの勤務形態について解説していきます。
タクシードライバーの労働時間と勤務形態について
タクシーは1日中街中を走っており、タクシードライバーの労働時間はとてつもなく長いのではないかと思われる方もいるかもしれませんが、労働時間についてはきちんと法律で定められており、違反すると罰則を受けてしまいます。ここでは主な勤務形態である、昼日勤、夜日勤、隔日勤務について解説します。
＊昼日勤
いわゆる会社勤務の方と同じく、日中のみ働く形の勤務です。８時間勤務で休憩時間が1時間であるケースが一般的です。
＊夜日勤
先ほどとは逆で、勤務は夜のみという形です。夜間は深夜割増があるため、昼日勤と比較すると給料は多く貰える傾向にあります。
＊隔日勤務
タクシー業界では今や主流となっているのが、隔日勤務です。具体的には、昼日勤と夜日勤を組み合わせて、２日分を一度で働くスタイルになります。労働時間は20時間程度で、3時間休憩時間がとれます。仕事の後に休みとなる「明番」という形態を2回繰り返し、丸１日休みとなる公休が繰り返されます。
まとめ
タクシードライバーの多くは、自身のライフスタイルに合った働き方が選択できます。労働時間が長い印象がありますが、労働時間は法律でしっかりと守られているため、無理なく働くことが可能なお仕事です。特に隔日勤務は、比較的珍しい働き方のサイクルといえます。勤務形態が特殊だからこそ、この形が合う方にとっては嬉しい職種だという方もいます。
