マンション建設の代表的なものとしてRC造があります。RCマンション建設のメリットとデメリットについて紹介します。
RCマンションとは鉄筋コンクリート造のマンションのことです。鉄筋の中にコンクリートを流し込む造りとなっており、強度が高く災害などによる崩壊が少ないといわれています。地震や台風など自然災害の多い日本では、安全性や耐久性をアピールすることは空室を生むリスクを減らすことにつながります。また、耐久性の高さから耐用年数が47年と非常に長いため、長期的に収益を確保できます。マンション経営を通して将来の投資を考えている方には大きなメリットとなるでしょう。一方で、建築費用や解体費用が高額になるというデメリットがあります。清掃費や維持費といった年間のランニングコストなどを含めると、利回りが低くなる恐れがあります。したがって、RCマンション建設を行う場合には、耐久性や安全面を売りにできる災害の多い街や立地条件の良い街を選んだ建設がおすすめです。
長期的な資産形成を目指せるRCマンション。事前にしっかりと立地条件を把握し、ランニングコストを含めた費用計算が必要となります。適切な管理で安全な投資を行いましょう。
