１部屋単位から気軽に始められるマンション経営。老後の資金集めや節税対策として注目を集めています。マンション経営のランニングコストについて紹介します。
マンション経営による初期費用の相場は立地条件や新築であるか中古であるかによっても異なりますが、500万〜3000万程度となります。マンションの取得費が高額であるほど、不動産関連の費用も高額になるため、ランニングコストを含めた家賃収入の調整が必須となります。ランニングコストは毎月の家賃収入に対して、20〜30%が相場となります。内訳として第一に、管理委託費が挙げられます。マンション経営において必要となる入居者管理や建物管理は、管理会社へ委託することが一般的です。相場は毎月の家賃収入の５%といわれています。そのほか、管理費といって、廊下や階段などの共有部分の清掃費やゴミ捨て場の清掃などといった人件費、大規模な修繕に備えた修繕積立金、リフォーム費や広告費などがランニングコストの内訳に含まれています。マンション経営の上では、適切な管理会社を選ぶなどランニングコストを抑えた経営が重要となります。
以上、マンション経営のランニングコストについて紹介しました。長期的な経営を見据えたコスト管理を行い、高い収益を目指しましょう。
