マンションの解体工事が必要になる理由や解体の相場について紹介します。
マンションの解体工事が必要になる理由は主に４つあります。１つ目は、マンションの老朽化や耐震性の補強のために行われます。一般的にマンションの寿命は60年から80年といわれていますが、管理不足や空き家が続く場合には老朽化が早まる場合があります。また、新耐震基準を満たしていないマンションは新たに補強する必要があり工事が必要となります。
２つ目は、建て替えによる解体工事です。最新の設備やコンクリートを取り入れることでより快適な住環境を整備することが可能です。
３つ目は、内装を解体するために行われるケースです。骨組みを解体しないことで費用を抑えることができます。
４つ目は、売却や土地活用のケースです。老朽化したマンションの売却は難しく、更地にし新たな土地活用を目指す場合が多くなっています。解体相場は鉄骨造が坪単価約3.5万、鉄筋コンクリート造が坪単価約4.5万、鉄骨鉄筋コンクリート造が坪単価約６万となっています。坪単価以外にも撤去費用などが別途かかります。
以上、マンションの解体工事が必要になる理由と解体相場を紹介しました。解体の際には近隣住民や現地調査を行うことが大切です。
