フラワーアレンジメントは、フラワーショップや、生花店などから、手に入れた花材を、まず、必要な長さにカットしたり、不要な枝や葉っぱを取り除いたりすることから始まります。
「下処理」などと呼ばれ、この下処理の手際の良さや、テクニックなどが、フラワーアーティストなどと呼ばれるプロと、そうでない人の違いであるとも言われています。
道具は、ハサミやナイフなどを使用し、生け花はいたって簡単ではあるのですが、その処理の仕方や、切り分けが、プロと素人の違いになりそうです。道具のなかでもよく使われる花バサミなどは、一般的なハサミでも可能ですが、せっかくですので、できれば花バサミなどを揃えていただくのが良いでしょう。
ご自身の手に馴染むまでには、少し時間がかかるかもしれませんが、硬い枝や茎を切るときに、むやみに力を入れず、自然にできるような、技術を学びとっていきましょう。
刃物や枝物は不要なものはすべて取り除きます。不要な枝や葉っぱがありますと、必要以上に水分の吸収や栄養文を無駄に吸い上げてしまいますので、花材にとっては、大きなストレスにつながります。そのようなことを避けるためにも、不要な枝やな葉っぱは、下処理の時点で取り除いておきます。
剣山などを使う時は、茎に向かって直角にハサミを入れましょう。またハサミでは切り込みが入らないような太い枝は、のこぎりなどを使用します。フラワーショップなどで、花材もう購入する際には、自身の持っている道具で、下処理が可能かどうかなどを踏まえて考えながら、花材選びをすると良いでしょう。
