債務者からの過払い金の還付請求が、返還されないといったケースが、昨今増加傾向にあるようです。賃金業者側の経営が危ぶまれている状況が、返金の遅れなど招いているようです。全く返金が行われないといったケースも珍しくないようです。
この背景には、
●賃金業者法の改正
●債務者からの過払い金還付請求が増加
などによる
●賃金業者の経営悪化、倒産などがあると言われています。
過払い金が戻らないというケースは、中小規模の賃金業者に限らず、大手でもそのようなケースが多数発生していると報告されているのが現状なようです。過払い金の請求は、出来る限り早く、専門家に相談をするなどの先手が不可欠となっています。ここで、一つ覚えておいて頂きたい事柄があります。過払い金にも、「金利」が発生するということです。過払い金請求を賃金業者に行う段階で、「金利分」の請求を行うことも、忘れないようにしましょう。
●過払い金にも「金利」が発生します。「金利分」も忘れずに請求しましょう。
この、過払い金の金利分の請求が、のちの賃金業者との駆け引きに活かされたといったケースも見受けられるようです。債務者側は、賢く請求する知恵が必要となります。