過払い金返金の為の民事訴訟について調べてみました。
債務者と賃金業者との間で、過払い金請求の和解交渉がうまくいかなかった場合は、民事訴訟で、返金を求めることになります。まず、裁判を起こす前に知っておくべき事があります。
●弁護士費用（過払い金の請求に、弁護士費用を加えて請求できます）
●債務者自身が何度か裁判所に通い、法廷に立つ可能性があること
●判決後、賃金業者が異議申し立てて控訴することで、裁判が長引き泥沼化する可能性もある
裁判は、解決策の一つですが、どれだけ時間と費用をかけたからと言っても、債務者が思い描いたような結果にならない事があるのが裁判です。また、裁判で勝訴したからといって、判決は万能ではないという事です。過払い金の民事訴訟の判決で、賃金業者側の過払い金の返金が命じられたとしても、賃金業者の経営状態によっては、過払い金の返金が遅れる、または、過払い金が返金されないという状況があるという事が現状です。
