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プラスチックを廃棄できなくなる将来を考えれば、当然その代替品の開発が急がれます。実は既にその代替品が誕生していることをご存知でしょうか。その一つとして注目されているのが、「バイオプラスチック」です。環境省は紙ストローばかりでなく、このバイオプラスチックを後押しする方針を固めています。バイオプラスチックはその名の通り、トウモロコシ等の植物を原料として製造されます。この製造過程の設備投資に補助金を出そうというのです。しかも早速2019年度予算の概算要求に50億円を計上するというのですから、驚きです。
環境省がそこまで本腰を入れるということは、このバイオプラスチックに相当の将来性があるということでしょうか。バイオプラスチックは植物由来の製品ですから、そのまま捨てられても、土中の微生物によって水と二酸化炭素とに分解されます。いわゆる「生分解性」のプラスチックなのです。しかも高い耐熱性を誇り、繊維との相溶性も申し分なく、非常に優れた製品と言えます。このバイオプラスチックは主に農業用フィルムやコンポスト袋に使われてきたのですが、今後はコーヒーカプセルのような食品関連包装の用途で採用されることが期待されています。またバイオプラスチックはヨーロッパでも注目されており、ホームコーンポストや多層バリア包材といった用途で需要があるのだそうです。
バイオプラスチックは既に年2万トンの生産が可能ですが、今後の増産はほぼ間違いないでしょう。昨今の脱プラスチックの動きはますます進むでしょうし、バイオプラスチック以外の代替製品との競争に曝されて、より進化を遂げるはずです。

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