さぁよい物件が見つかったら、入居者をどんどん入れていきましょう。
しかしながら、もちろん放置しておいても次々と入居者が入るわけではありません。
手に入れた物件に手を加えて、入居者が住みたいと思わずにいられない魅力的な物件に仕立てていく必要があります。
リフォームなどは、自分の感性を信じて行うのは悪いことではありません。むしろ良いことだといえます。その方が楽しんで仕事ができるからです。
しかし、ひとつ念頭に入れておいた方がよいことがあります。それは、入居者は新し物好きだということです。高級である必要はないのです。リフォームに力をいれすぎて、その代金に一千万円もつかってしまっては回収するのが大変です。
効果的かつ安価ですませましょう。
入居者というのは、高級感も好きではありますが、新品感があればそれで満足するものです。大規模なリノベーション工事をするくらいなら、こまめに新しい壁紙を張り替えましょう。それだけで、十分な効果が得られるはずです。
もちろん自分の感性は大切です。床は木調のフローリングにしたいだとか、洗面台はシャンプーができるくらい大きなものがよいとか。自分のフィーリングも生かしてください。また、ボロい物件でも、出力の大きなエアーコンディショナーを設置して一年中部屋の中を快適にするという気配りなど効果があるでしょう。お風呂だって、汚くなった浴槽を新品に取り換えるだけなら１０万円くらいで済む場合もあるようなので実践してみましょう。
内装を明るくしましょう。スタンド照明などをコーナーに設置してみましょう。天井からの照明はスポットライトを活用して、壁のアーティスティックなイラストを照らしてみましょう。
