不動産事業を展開していて、何もかもが上手くいっていたとしても突如と降ってわく災難というものもあります。それは災害です。
空室もなく、家賃も入居者からとどこおりなく支払われていて、そして金融機関から借りたお金のローンも順調に返済ができていても、もし突如として大地震が物件のエリアに襲ってきたらどうでしょう。あなたが購入したマンションが倒壊してしまったとしたら、不労所得の種が泡と消えます。
地震だけではありません。大雨などによって発生した洪水によって、物件が浸水してしまうかもしれません。せっかくリフォームした部屋も、濁流がおそってくれば何もかも泥水で台無しです。怖いのは水だけではありません。火も脅威のひとつです。あなたの購入した物件が火事で全焼してしまったら、もうお終いです。
このように、災害というリスクがあるということも忘れてはなりません。こういったリスクに関しても、あらかじめ念頭にいれて物件を準備しなければなりません。天災なら避けようがないと思われるかもしれませんが、被害を最小限にとどめることは可能です。例えば地震への対策であれば、耐震構造のシッカリとした物件を購入すればよいのです。そうすれば、大きな揺れでも、倒壊するということはないでしょう。
浸水被害をまぬがれたいのであれば、そういった懸念がある地域では物件を購入しないことです。特に海や川の近くにある物件は、購入を避けたほうが無難でしょう。では、火災のリスクはどうすればよいでしょう。まず考えられることは、木造の物件には手を出さないことです。木造でしたら全焼の危険性があります。鉄筋コンクリート造りの物件でしたら、少なくとも全焼するということはないでしょう。部屋の中の家具や、内装などは台無しになってしまうでしょうが、購入した物件を丸ごと失うよりはマシです。木造よりも、鉄筋コンクリート造りの物件を選びましょう。
