廃品の中には大きかったり重かったりして、簡単に運べないものもあります。業者に回収してもらうのだとしても、戸外まで自ら排出する必要がある場合、どのように運べばよいのでしょうか。先ず用意すべきグッズとしてお薦めしたいのがラバーの貼られた軍手です。一般的には滑り止めのためのゴムが点在しているものを思い浮かべますが、この軍手で運べる重さや大きさには限界があります。そこで役に立つのが、軍手の全体に渡ってびっしりとゴム繊維が貼られた商品です。この種の軍手は運送業者や引っ越し業者等も使用しており、普通の軍手と比較して性能が格段に優れています。もちろん重い物だけではなく、小型の荷物を運ぶのにも有用ですから、一家で揃えておけば安心できるでしょう。
お薦めしたいものの2つ目は養生テープです。廃品はぶつけたり壊してしまったりしても構わないものですが、異なる観点で様々な対策が必要です。例えば古くなったタンスを運び出す際、引き出しが滑り落ちたことで怪我をする人も少なくありません。テープできちんと固定する必要があるのです。廃品なのでテープの跡を気にすることはあまりないと思いますが、何らかの理由で貼った痕跡を残したくない方は、専用の養生テープを使いましょう。粘着力は申し分ないのに跡が残らない優れものです。
お薦めするグッズとして、他に毛布や台車を挙げたいと思います。毛布で包んでしまえば、運び出す時に家の柱や壁を傷つけずに済みます。また毛布の上に廃品を載せて、毛布を引っ張ることで移動させるという手段も考えられます。台車については解説するまでもないでしょう。台車は買い替えで利用したホームセンター等が貸してくれることもあるので、問い合わせてみるとよいでしょう。
