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 海外からやってきた外国人の印象としてよく聞かれるのは、日本はゴミ捨てに関して面倒な国だということです。確かに曜日によって捨てられるゴミの種類が定められており、ペットボトルに至ってはキャップや外装を外して捨てる人も多く、外国人にとってこの文化は相当なプレッシャーのようです。もちろん日本人の多くも面倒だと感じながら分別しているわけで、日本はリサイクルの進んだ国だと感じていらっしゃる方も多いことでしょう。   しかし、リサイクルの実態を海外と比較して見直した人は少ないはずです。日本は本当にリサイクルの行き届いた国なのでしょうか。
 リサイクル先進国として有名なのはドイツでしょう。ですからドイツには負けていることは十分想像できます。ではその他の欧州の国々と比較すればどうでしょうか。実は「リサイクル率」において、ヨーロッパのほとんどの国は日本よりはるかに前を走っています。いえ、ヨーロッパだけではなく、米国や韓国でさえ日本に先んじているのです。どうでしょうか、恐らくショックを受けたはずです。「毎日あれほど苦労して分別しているのにもかかわらず、海外より遅れているの?」と驚かれるのも無理はありません。ただ残念ながら、これが現実なのです。ここで、まだ信じられない方のために、統計データを提示しておきましょう。
 「世界の中の日本ランキング」はOECDが提供するデータを基に作成されているのですが、環境省の発表するデータも使用しています。そこでは日本のリサイクル率は19%であるとされており、韓国の58%やドイツの46%の足下にも及びません。もちろん途上国と比べればリサイクルできているのでしょうが、OECDの中では下位であることは紛れもない事実です。

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